第6号(平成22年5月号)
ご挨拶
もうすぐゴールデンウィークという時期に、冬のような寒い日があったと思えば、翌日は、夏のように暑い日だったりと異常な気象”が続きました。アイスランドでは火山が噴火、火山灰がヨーロッパ各地を覆って、空の便が大混乱したようです(実は、もとゆき会の山本芳子会長も被害者に一人だったとか)。また、ハイチ、チリ、そしてチベットで、多くの犠牲者を出した大地震。なにか、地球全体が迷走している感じです。
迷走”と言えば、鳩山内閣の迷走ぶりも異常です。普天間基地の移設問題は出口が見えず、このままでは、世界で最も危ないと言われる普天間基地はこれまでのまま。高速道路の無料化公約はどこへやらの、新料金体系法案。子供手当も法律は通したものの、来年度以降の財源目当てはないままの見切り発車。野党時代に鳩山首相自身が郵貯の上限は500万円に下げろ”と主張していたにもかかわらず、逆に2000万円に引き上げ。後期高齢者医療制度は廃止、新しい制度を作ると言いながらその方向さえ決まらず、また障害者自立支援法もこれを廃止して新たな制度作りを、と銘打って厚労大臣が立ち上げた厚労省の委員会は50人を超える大委員会で、委員は発言もままならないとか。事業仕分けは、政策もビジョンもない、参院選向けの単なるパフォーマンスと国民に見破られ、政治とカネ”についてあれほど世論が騒いでも、元秘書が有罪判決を受けても、ご当人達は、もう問題は終わったと知らん顔。新政権への国民の信頼は地に落ちました。八方美人の政策や発言は心地よくても、国民の命や生活は守れません。このままでいいのか、国政にいたものとして苛立ちを感じています。元気で安心な日本づくり、もとゆき会の皆様のご期待に応えるべく、最後までがんばります 。
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