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第11号(平成23年9月号)

理系政治家

もとゆき会 副会長 中通慎二

某政権の首班交代など政局が大きく動いている。震災復興や経済安定への期待と不安が渦巻く中、国難打開と将来展望へのリーダーシップが強く求められている。

話は遡るが、直近2代の総理はいずれも理科系出身であった。ただ、二人とも短命に終わった。思うに、理系人間は、学生時代に、適切な検証をもって真理を探り、物事に明確な黒白をつける訓練を受ける。その代わり、経済や外交など、人間の業や欲望が絡み合う解の難しいテーマは苦手だし、第一、チャレンジする機会がない(理系入試での人文系科目軽視も反映していよう)。 

因みに、我が藤井議員も専攻は理系である。 ただ、藤井議員は卒後、行政職に身を投じ、国や人のありようを見つめ、その中でよりよい社会実現のため、産や学を導き政治に働きかけてきた。ベスト解を理想としつつも、人間社会という複雑系の中では、そのために時間を空費するより、ベター決着を優先せざるを得ない状況に何度も直面した。理系人間として培った深くて冷徹な洞察能力をベースにバランス感覚、現実対応力が加わった。鬼に金棒である。それに、あの文才とスピーチ。人が慕ってくるわけである。藤井議員なら、「私は理系だ。原子力の専門家だ。だから、すべて、私がすべて取り仕切る」とは言わない。

それは、薬事行政を通じ、医薬品など、先端科学技術の結晶も使いようによっては、両刃の剣となることを熟知しているからだ。原子力の効果と限界を見極め、その社会応用、平和利用のあり方を議論できる稀有の人材といえよう。混迷する政情下、いまこそ、明るい地平を開拓いただければ、と切に思う。

蛇足だが、小生も理系である。受験当時、叔父からこう言われた「君はどうみても文科系の人間。だからこそ、大学4年くらいは、理系を勉強したら」と。今になって、なるほどと思う。 そして、こうして書きながら、小生、藤井議員に結構似通っているんだと、一人納得している。あの火の出るような怒りと、その後の笑顔の懐柔は、とても小生には無理だが。