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第22号(平成26年9月号)

近況報告

もとゆき会副会長 中村陽子

「掃除、洗濯、お料理してくれるお嫁さんが欲しいなぁ。」

私も仕事をしていた時は、男性と同じように、よくそのように思ったものでした。

昨年、定年退職しました。休みたいけど、休ませてもらえない。明日の会議の準備が出来ていない。今日迄の資料が出来ていない。どうしよう。どうしよう。というビジネス生活から無事に卒業でき、お陰様で、毎日が休日、自由時間をハッピーに過ごしています。

困ったことと言えば、仕事欄の選択です。これまでは、公務員や会社員に○を付ければよかったのですが、無職と主婦、どちらに○を付ければいいのか迷います。たいていの書類は、無職に○を付けています。主婦業は生易しいものではなく、主婦に○をつけるのはどうも抵抗があります。

ビジネスの職場は社会です。ビジネスをやめた今、私の職場は家庭です。

ホーム・ヘルプ・サービス(訪問介護)のヘルパー(介護職員)の職場は家庭です。介護保険の利用者が、自宅で普段どおりに生活できるよう、家庭生活を支える仕事です。身体介護と生活援助をすることにより、高齢になっても、その人らしい自立した尊厳のある生き方ができます。身体介護とは、排泄介助、食事介助、入浴介助、服の脱着、洗面、体位変換、移乗・移動介助、就寝・起床介助などの仕事です。家事援助(生活援助)は、掃除、洗濯、ベッドメイク、衣類の整理、調理・配下膳、買物・薬の受け取りなどの仕事です。

女性のビジネス社会での活躍推進が求められていますが、外の仕事と内の仕事。男性と女性が共にワーク・ライフ・バランスがとれ、家庭内の仕事も男女平等に分担できれば、女性はもっと外で活動できると思います。子供の数も増えると思います。もちろん、それを支える地域社会の環境整備も必要です。

家事は、生活を楽しむための仕事です。切れ目のない仕事ですが、今日の仕事はこれで終わり。後はリラックス。毎日毎日、こんな感じで主婦の仕事に励んでいます。