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第28号(平成28年3月号)

モロハノツルギ

大阪医薬品協会理事長 伊藤哲夫

最近、元野球選手が覚せい剤所持の疑いで逮捕されて、話題になりました。薬物乱用は、身体的に大きなダメージを受けるだけでなく社会的制裁を受け、その人の人生を台無しにしてしまう恐ろしいものです。私は、二十年ほど前に、藤井先生が麻薬に関する行政の仕事をされていた頃に、ご一緒させていただきました。その頃も薬物乱用を防ぐための啓発活動など、先生は北海道へ日帰り出張をしたり、沖縄でのブロック会議に参加したりと、日本中あちこち精力的に回っておられました。

麻薬行政に関しては、もう一つ大切な柱があります。

それは、医療用麻薬を適正に使用することで、ガンの痛みから解放する、というものです。麻薬の負の部分ばかりが強調され乱用に注視するあまり、痛みの治療に使う麻薬の使用量にまでブレーキがかかってしまい、痛みが十分にとってもらえない、という状況があり、これを何としても改善しなくてはいけない、という使命感を持って藤井先生は、各地の医療従事者向け麻薬適正使用の講習会の開催に関わられました。

日本人の二人に一人がガンにかかる、と言われる時代、病を治す治療法の進歩が待たれますが、同時に、痛みや苦しさを取り去って生活の質(QOL)を高め、最後まで人間として尊厳を持って生きられることも、とても大切です。人々の誤解や、知識不足からそれが不十分な頃からみたら、最近は緩和医療もかなり行われるようにはなってきましたが、まだまだ不十分と言えます。 日本は急速な人口減少、少子高齢化社会の時代を迎え、医療保険制度や医薬品行政に難しいかじ取りが必要です。

こういった問題に、藤井先生の長年の専門的経験と見識と情熱が必要とされています。

日本全国のもとゆき会会員の願いとして、藤井先生の益々のご活躍を心より祈念申し上げます。 この度の渡辺徹様の急逝のお知らせに信じられない思いです。渡辺様には仕事でも大変お世話になりましたし、今回原稿のご依頼をいただいたところでした。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。