HOMEへ戻る
参議院議員藤井基之からのメッセージ
参議院議員藤井基之のプロフィール
参議院議員藤井基之の政策
会長挨拶
会長挨拶  
会長挨拶
もとゆき会の活動報告
広報資料
もとゆきライブラリー>かわら版会員投稿集

第20号(平成26年2月号)

日本の国際性

もとゆき会幹事 黒野富男

藤井基之先生の目指すものの一つとして、「日本発の優れた新薬を世界の人々に」というステイトメントがあります。

科学で世界に貢献する日本の絵姿を示されたもので、医薬品の研究開発支援に携わる一人として背中を押されるものを力強く感じています。日本発の優れた薬はこれまで数多く創出され世界の医療に貢献しています。iPS細胞、STAP細胞など再生医療分野でも日本は世界をびっくりさせているところです。

日本の文化・芸術、すなわち絵画、詩句、陶磁器、書など、わたくしたちの感性も科学と同様に世界に影響を与える力を備えているものではないかと思います。浮世絵、根付、刀剣、伊万里など、鑑賞する人に対して説明の余地のない五感へ入り込む美は世界に影響を与えていますが、一方で、良寛の「いろはにほへと」の書、芭蕉の「しずけさや岩にしみいる蝉の声」の句など、「わび」、「さび」は国際性がなく世界に理解してもらえないのではないかと言われてきました。文字を用いない書物、無字の書を読む、などという禅問答のようなものまであります。

これらはどちらかというと人の目に見えない内的な何かを表徴していますが、背後にあるものがわたくしたちにはわかる、外国人にはさっぱりわからない、理解するためにはいちいち説明が必要であると。しかし、これこそが日本の味であり文化のベースになっているのではないかと思います。秀吉の絢爛美と利休のわびの美が混在している文化がわたくしたちの周りにはあります。最近こんな記事を見ました。「北野映画がうけるのは、外国人にもようやくそうした能力が身についてきたということかもしれません」。

富士山や和食が文化遺産になりました。ポップカルチャーを含めて日本の文化に関心を持つ人が増えてきています。日本そのもの、日本の生活・風習自体が世界遺産になるのではないかとさえ思えてきました。おもてなしの中でわたくしたちの文化を世界に発信しそれが共感され共有の財産につながれば最高です。科学という論理の世界と文化という感性の世界、両面で貢献できる日本でありたいと思います。