第21号(平成26年5月号)
還暦を機に!「定年と、酒と、タバコと」 もとゆき会近畿地区幹事 池田研吾
昨年の夏、還暦を迎えました。思えば、40年ほど前に「くすりの町」大阪道修町に程近い、東区高麗橋(現、中央区高麗橋)から銀行員生活が始まり、東は埼玉県春日部市、西は広島県広島市の支店を経験し、平成13年秋に銀行を離れ、ご縁をいただき振出の大阪道修町での仕事を得て、微力ながら「もとゆき会」幹事を務めさせていただいております。やがて会社人間の終わりを迎えることを思いながら独り言を!
これから定年を迎える方にとって耳の痛い話ですが、「定年退職を機に生活習慣を見直す」ことがとても大事だと思っています。
私自身も、ほとんど毎日のように「飲んで、食って、タバコを吸って」家に帰りつくのは夜の11時から12時位と言うのが毎日の生活習慣でした。
会社帰りに「ちょっと一杯!」こんな声がかかるとどうしてもお付き合いで飲みに行くことになります。
そんな生活をもう何年もつづけておられる現役社員の方がたくさん居られると思います。こんな方々がいざ定年で会社を辞めると、飲みに行く機会がめっきり減ります。ところが多くの方が、「酒を飲む」習慣だけはキッチリ守るようです。いいえ、「酒をやめられない体になっている!」と言うのが正直なところでしょうか。
自宅で古女房相手に晩酌と言う形で継続されるのです。女房が相手をしてくれない場合は仕方なく一人で飲む「手酌酒」となります。毎晩、寝る前の酒はなかなかやめられません!
私は定年を機に、先ずこの「アルコール依存症」あるいは「アル中?」になった体の改善を図るべきだと思っております。
『バカヤロ〜!酒無くして人生何の意味がある!酒をやめるくらいなら死んだほうが
ましだ!夏はキンキンに冷えたビールと枝豆、春と秋はワインとチーズ、冬は湯豆腐で熱燗をチビリチビリと、こんな楽しみ、俺は絶対に酒をやめない!そのせいで早死にしても文句は言わない!だから、好きなようにさせてくれ』
私は定年退職で会社を辞めたサラリーマンが病気にかかるとすれば、その原因の多くは、「暴飲暴食と喫煙」にあるような気がします。
特に、退職後「仕事をしない人生を選択される方」は、「大幅な節酒と、少食、絶対禁煙!」が必要だと考えています。もちろん「生活習慣病」にならないためです。
私ですか?・・・思いはむなしく、毎日風呂上りの晩酌を、飲めない女房を相手に続けております。10年間やめいていたタバコに至っては、なんと復活してしまいました。くすり関係に身を置く者としては反省の毎日です。
貴方も「酒は絶対ヤメナイ!」派でしょうか? それとも・・・・
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