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第26号(平成27年9月号)

「たかが化粧品・・・」でなく

日本コスメティック協会 伊東 和子

化粧品の有用性が言われてひさしい。香水の香りを楽しんだりメークアップによって容貌を変えたりするだけでも十分に有用だと思うが、いまや紫外線から皮膚をまもったり、乾燥を防いだり、ニキビを予防したりと、肌の健康に化粧品はかかせない。

 

日本の化粧品の出荷高は欧州、アメリカについで世界第3位とされている。数字だけでも自慢できるが、製品の多様さ、技術力では世界一ではないか。消費者の期待に沿うべく化粧品研究者が取り組んでいるテ−マはいずれも世界的にも高い評価を得ており、それは2年に一度の化粧品技術の世界大会における日本の連続受賞でも証明されている。

 

男性の読者の皆様のために、これまでの化粧品技術のイノベ−ションをいくつか例をあげると、いまではフツ−になってしまった「おちない口紅」や、水ベースのファンデ−ション、汗で落ちないマスカラから、多重構造による光の屈折を利用し、シミをめだたなくする着色顔料の開発など、科学の常識をやぶる技術が開発されてきた。近年ではiPS細胞応用の研究も始まっていると聞いている。

 

あまり表にでることがない化粧品容器の開発にも、実は、日本の「極めた」技術が使われている。女性がかならず1個はもっているコンパクトはその例で、手にすっぽり収まる形と心地よい重さはもちろん、ヒンジでけがをしない工夫、落下テストの過酷な条件など、CMでにっこりほほ笑む女優さんのもつ小さな容器に日本の化粧品技術がつまっている。

 

日本女性の肌は美しいと言われている。それは多湿な気候や、季節によってはそれほど紫外線が強くないことなどの気象条件もあるが、なによりも多用な機能をもつ化粧品があふれる市場が肌を健康に美しく保つことを可能にしている。数年前、ジャカルタで日本の化粧品代理店の男性と話をした時、「インドネシアの女性は日本の化粧品を使えば、日本女性のような美しい肌になれると信じている。」と言われた。「日本再発見!」を海外で体験するのはとてもうれしいことである。

 

個人的にはとても化粧品フリ−クとは言いがたいが、超高齢化社会のなかで、有用な化粧品はくらしに喜びと安らぎをもたらすだけでなく、病気になりにくいこころと身体を作ると確信している。