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第47号(令和4年4月号)

新型コロナのパンデミックで考えること

関西医薬品協会 理事長 國枝 卓

新型コロナのパンデミックは、我々の生活を一変し、大きな犠牲とともに教訓を与えました。このような緊急事態に対応できる医療基盤整備とともに、ワクチン・治療薬の研究開発・製造の基盤整備、グローバル・サプライチェーンの脆弱性への対応が改めて認識されたところです。国では、現在法律の整備も含め様々な対応が進められており、これに期待する次第です。

我が国は、米国に次ぐ新薬創出国の一翼を担っています。新型コロナでは、残念ながら少し遅れをとりましたが、日本発のワクチン・治療薬の開発・実用化が進みつつあるのは我々にとって朗報です。世界には、未だ予防・治療が困難な疾病が多くあります。日本の創薬力は、世界の人々の健康に大きく貢献できるはずです。日本から、革新的な医薬品を開発・実用化して行く、世界の中で伍せるグローバルな製薬産業に育成することが重要です。

このためには、新型コロナで得た教訓を、新型コロナ対応だけで終わらせるのではなく、新薬創出のためのエコシムテム確立、中長期的視野に立った予見性のある薬価制度確立、アジアなどへのグローバル展開支援強化、国際整合性も踏まえた継続的規制見直しなど が行われるよう、関係者が力を合わせていかなければなりません。

私は、関西医薬品協会という業界団体に勤務しておりますが、当協会では、「関西の強み」を活かし「医薬品関連産業をリードする地域団体」をめざして、「提案力」、「イノベーション」、「グローバル化」、「魅力ある協会」、「社会からの信頼」の5つの柱に基づき活動をしています。東京一極集中が進んでいますが、これは決して日本にとってよいことではありません。「関西」が元気になることで、「日本」が大きく成長します。協会活動の中で、前述した問題意識を微力ながら反映できればと考えています。

さて、藤井もとゆき先生は、私の前職である厚労省での畏敬する大先輩です。当時から、
〇医薬品・医療機器関連の「産業の育成」や「審査・安全対策」、
〇薬学教育の6年制や薬局の機能強化、
〇麻薬・危険ドラッグなどの薬物対策、
などについて、ご自身の「思い」や「夢」を熱く語っておられました。

そして、その「思い」や「夢」を実現するため国政に出られ、皆さんご存じのように、それを「現実」のものとされてきました。藤井先生は今期でご退任されるとお聞きしております。これまでの偉大なご業績にこの場をお借りして改めて御礼を申し上げます。医療・薬業分野ではまだまだ克服すべき問題がありますので、ご退任後も引継ぎご指導のほど、どうぞよろしくお願います。